日記・コラム・つぶやき

お墓参り

今日はお馴染みの寺院の墓地に、清掃作業に行ってきました。

昨夜の雷雨で朝の内はまだ濡れていて、落ち葉が張り付き作業は手が掛かります。  除草、清掃、植木の剪定、除草剤散布と蒸し暑い中で皆で頑張ってきました。

ところで、お墓参りってなんでしょう?

普通はお彼岸、盆暮れ、年回忌、命日とかが一般的ですよね。

故人を偲び、先祖を想い、冥福を祈り、またご加護を願ったりする一時を過ごして・・・お墓参りしたぞ・・・と何か満足して帰りますよね。

ちょっと良いことしたような気がして。

さてその後、お墓はどうなるのでしょう。

花は枯れて墓石に張り付き、水は腐敗して悪臭を放ち、お供えのお菓子は鳥や猫が食い散らかし、蓋の開いたワンカップも腐ります。

これでは先祖や、愛する故人を大切にしているとは言えませんよね。

15分、30分でも墓前で、共にきれいな花を愛で、お供えを食べ、タバコに火を点けて故人を偲ぶ時間を過ごしたら、全てのお供物は持ち帰るべきです。 ボウフラが湧く水も捨てて。

その心遣いが、先祖にも伝わると思いますよ。

決して掃除が大変だから言う訳ではありません、本当に!

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白髪の原因より汗

今日目にしたニュースによれば、日本の大学の研究チームは、老化によって白髪になる仕組みを突き止めたそうです。

私の亡くなった父は若くして白髪が多かったので、自分もいずれ白髪頭になるんだろうと思っていました。

いま、年相応?に前髪あたりは銀髪メッシュ。

白髪は自然のままに、と思っています。

私が気になる老化現象、それは汗です。

梅雨に入ったというのに、今日の小田原は晴天で、半袖Tシャツを汗で張り付かせて働いてきました。

その汗ですが、やたらと目に沁みるのです。

若い頃はスポーツでも仕事でも、汗びっしょりで活動したものですよね。  汗が目に入っても、手の甲で拭うだけで大した問題では無かったような気がします。

ところが、ここ数年の汗は本当にシミルのです。

噂の加齢臭の原因物質は、目に刺激があるのかな。

あの爽やかな汗の粒が光っていた頃は、遠くなってしまった。

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凄いぞ!亀の子たわし

築40年以上のマンションにハウスクリーニングに行ってきました。

不動産会社からの依頼も多いので、 アパート、マンションの空き部屋にハウスクリーニングに行くことが年間相当数あります。

昨日は個人のお客様の依頼で、古いマンションに行ったのですが、「亀の子たわし」の凄さを再認識しました。昔からお馴染みのあのタワシです。

100年も前から作り続けている西尾商店には、恩も義理もないのですが、褒めずにはいられません。

お掃除のプロとしての経験から、機能性・耐久性・価格のどれも類似品に勝っていると思います。

浴室のドアによく使われている様な細かいブツブツのあるボカシの、ガラスやプラスチック板などの形状には特に効果的です。

ナイロンタワシ系は表面で滑って、我々の言う「掛かりが悪い」状態になり、細部、深部の汚れを取るのは大変です。   その上、いくらも使わない内に毛先が変形して丸まったり、広がったりしてしまいます。

「亀の子たわし」は、チビてしまって芯の針金が見えるようになっても、まだまだそれなりの用途に使えるのです。

特許や実用新案の解説本には、日本の特許制度が始まったばかりの初期の成功例として必ずと言っていいほど載ってますよね。

100年も前に発明した大先輩に拍手!

あの絶妙の天然素材・形状で、今も活躍している「亀の子たわし」にも拍手です。

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冷蔵庫の怪

電気を止められた冷蔵庫が、数ヶ月放置されるとどうなるか知ってますか?

夜逃げの跡を片付けに行くと、ほとんどのケースは料金不払いで電気が止められています。

夜逃げとはいえ、残された家財の所有権は逃げた本人に有る訳で、ゴミとして勝手に処分する事は出来ません。

法的手続きを経て、私たちが現場に入る頃には数ヶ月の時が流れ、冷蔵庫は悲惨な状態になります。

特に夏場の冷蔵庫は最悪です。   テープで目張りして、そのまま現場から撤去するのですが、たまにはスタッフがうっかり開けてしまって部屋中悪臭充満という失敗もあります。

冷蔵庫はその機能を保つため、全てのドアはパッキンで機密性を確保しています。  当然、ドアの隙間なんて有り得ません。

食材が残った冷蔵庫を、電源オフで放置すると蟲が湧くのは何故でしょう?

今までの経験では、100パーセント蟲が湧き、小蝿のサナギの様な小さな粒々が一杯です。

あのパッキンを潜り抜け、外から入り込む蟲など居るはずがありません、・・・・よネ。

だとすれば、私たちが普通に冷蔵庫に入れている野菜とか食品には、その蟲や卵が必ず着いているわけでしょうか?

誰か教えて下さい。

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幸福の木の不幸

訳あり物件の片付けにも出かけます。

夜逃げの跡、自殺者の部屋、孤独死の現場・・・・・

ただ淡々とゴミや不用品を撤去し、原状回復作業を進めるのが我々の仕事です。

けっして幸せな生活を思い描けない現場の空間。

そんな中、ふと私の心に引っかかる物が目に付きます。

どうしてでしょうかね。 「幸福の木」がよくあるのです。

統計をとっている訳ではないので、

   ・似つかわしくない場所にその名前の木があるから目立つ

   ・本当にそういう家庭には多い

   ・単に私の思い込み

実際のところは分かりません。

そうそう、「銭のなる木」もよくあるんですよ。

鉢植えを売らんが為のネーミングでしょうかね。

悲惨な現場の「幸福の木」「銭のなる木」、虚しい光景です。

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30年目の奇跡

今日は明るい日差しの中、不用品の搬出に汗を流した。

一軒丸ごと片付けるので、スタッフ全員張り切って作業を進めたその家は、なんと偶然にも30年前に私が住んでいた所なのです。

先日見積もり依頼の電話があったとき、住所を聞いたとたんに記憶回路がフル稼働。

「そこって、あの信号の角の古い平屋の家ですよねぇ?  昔私が住んでいたんですよ!」

電話の向こうでお客様もビックリ。

懐かしい古巣に見積もりに行きました、30年振りです。

私が居た時点で相当古い家だった訳で、その後年月を重ね老朽化は進み、あちこち傷みが目立ちます。

足を踏み入れると一気に記憶がよみがえり、30歳そこそこの私の世界を思い出しました。 もう歳ですから、最近の事が思い出せ無い事もシバシバあるのですが。

それにしても、私がゴミや不用品の片付けを仕事にしていなければ無かった事だし、・・・・ネットで調べたお客様が、同業社もいろいろ在る中で私に連絡をくれたことも不思議な縁でした。

庭の隅にあった枇杷の木が、堂々とした幹周りに成長し、薄く色づいた実を付けています。   この枇杷は確か酸っぱかったなぁ。

ここで生まれた長女も、今年30歳になりました。

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始めてしまった!

小田原・箱根は雨です。

思いがけず時間が取れたのでブログを始めてしまいました。

以前から考えてはいたのですが、ちょっと面倒かなと・・・・でも。

普通に生活している市民は体験出来ない様々な場面を、仕事として見てきた私には

ブログを書くための引き出しがあるのかも知れない。

そう思って始めてしまいました。

少しづつ充実したモノにしたいと思っています。

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